「自己肯定感」という言葉をご存じですか?
自己肯定感とは、簡単にいうと「自分自身の価値を認め、受け入れる感覚」のことです。
これを聞いて「…え?」とはてなが浮かんだ方もいるでしょう。
正直、この一言だけではわかりませんよね(笑)
この記事では「自己肯定感とは何か?」について、具体例を交えながら簡単に解説していきます。
自己肯定感とは?
最初に述べたように、自己肯定感とは「自分自身の価値を認め、受け入れる感覚」のことです。
自己肯定感の第一人者である中島輝(なかしま てる)さんによると、自己肯定感は「6つの感」に分けられます。
自己肯定感の「6つの感」
- 自尊感情ー「自分には価値がある!」
- 自己受容感ー「いいところも悪いところも含めて自分、大丈夫!」
- 自己効力感ー「自分はできる!挑戦しよう!」
- 自己信頼感ー「自分はきっとやりきれる!」
- 自己決定感ー「自分で決める!」
- 自己有用感ー「自分は他人の役に立てる!」
参考:中島輝『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』
これら6つの感は連動したり、支えあったりしています。
例1:6つの感が悪い方向へ連動してしまうと…
順調にダイエットができていたが、どうしても我慢ができなくなって暴飲暴食をしてしまった。(自己信頼感が低下)
(自己受容感が低いと)「私はなんてダメなやつなんだろう。」
(自己効力感が低いと)「もうダイエットはやめよう。」
このようにどんどんマイナスは発想になっていきます。
場合によっては、「もう私には価値がない」と自尊感情も低下してしまうかもしれません。
例2:6つの感が支えあえると…
順調にダイエットができていたが、どうしても我慢ができなくなって暴飲暴食をしてしまった。(自己信頼感が低下)
(自己受容感が支える)「食べちゃったね。そういうときもあるよね。」
(自己効力感が支える)「ダイエットを再開しよう!」
こうして他の感が支えあえると最終的にダイエットは成功しそうですね。
ダイエットが成功すれば、自己信頼感は高まります。
さらに自分で決めて達成したことで自己決定感も高まるでしょう。
2つの例のように、1つの感が低いと連動して他の感も下がってしまったり、逆に高い感が他の感を補ってくれたりします。
自己肯定感について知り、高めるには、これら6つの感に分けて考えるとわかりやすいですね。
先の例からもわかるように、自己肯定感は自分自身の悪いところも受けとめながら前進していくパワーをつくりだすエネルギー源となる感覚といえます。
なぜ自己肯定感が重要なのか?
近年、自己肯定感に注目が集まっています。
自己肯定感の高め方を説く書籍も増えました。
なぜ自己肯定感がこんなにも重要なのでしょうか?
自己肯定感が大切な理由を語るには、自己肯定感が高い人はどのような人なのかを知る必要があります。
自己肯定感が高い人の特徴3選
- 精神的に安定している
- 成長・目標達成ができる
- 人間関係がいい
自己肯定感が高いとストレスや失敗などを乗りこえられます。
落ち込みすぎたり卑屈になりません。
心が安定しやすく、精神的に健康な状態となります。
自分の可能性を信じられるので新しいことにチャレンジし成長、目標の達成もしやすいです。
また自己肯定感が高い人は、他人と自分を比較したり他人の目を気にしすぎたりしません。
他人のことも尊重できます。
そのため、コミュニケーションがスムーズでいい人間関係が築けるのです。
以上のように、自己肯定感が高いとメンタルの安定だけでなく、目標の達成や人間関係にもいい影響を与えてくれます。
幸せの要素としてよく挙げられる「自分で決めたという感覚」や「良好な人間関係」を自己肯定感があれば満たせます。
自己肯定感は私たちが幸せに生きていくうえで重要な感覚だといえるでしょう。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感とはどんなものなのか、自己肯定感はなぜ重要なのかについてお話してきました。
「でも自分に自信がないし、簡単に自分の悪いところを受け入れるなんてできないよ……。」と思った方も多いと思います。
たしかに一瞬で自己肯定感が上がるなんてことはありません。
少しずつ高めていけるといいですね。
ここでは、気軽にできる自己肯定感アップの方法を3つご紹介します。
自己肯定感を高める方法3選
- セルフハグ
- 誰かのいいとこ探し
- 習慣化にチャレンジ
自己肯定感を高める方法①:セルフハグ
セルフハグ(自分で自分を抱きしめること)は、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンを作りだしストレスや不安の軽減、安心感を生みだしてくれます。
自分を大切な親友や子どもだと思って優しく抱きしめてみてください。
ありのままの自分を受けとめる感覚を味わえますよ。
自己肯定感を高める方法②:誰かのいいとこ探し
誰かのいいとこ探しもおすすめです。
ポジティブな面に目を向けることで気持ちが明るくなるし、人間関係もよくなります。
また、「誰か」は自分でもオーケーです。
自分のいいところを探して認めてあげてください。
自己肯定感を高める方法③:習慣化にチャレンジ
最後の習慣化には自己肯定感のいろいろな要素が詰めこまれています。
まずはチャレンジの1歩を踏み出すことを決める。(自己効力感、自己決定感)
習慣となるまでやりきる。(自己信頼感)
つまずいてしまったときには自己受容感も必要です。
習慣化にチャレンジすることで、最初にご紹介した自己肯定感の「6つの感」すべてを高められます。
一言で「自己肯定感を高める」といってもアプローチ方法はたくさんあります。
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まとめ:自己肯定感とは「よりよい人生を送るためのエネルギー」
自己肯定感とは「ありのままの自分を前向きにとらえながら人生を歩んでいく感覚」のことです。
自分や他者、物事のマイナスな部分も前向きにとらえ、受けとめたり改善できるのでストレスに強くいい人間関係を築けます。
自分の意志を大切にでき、チャレンジ精神も豊富でやりきるパワーもあります。
自己肯定感の高さは「自己決定感」や「いい人間関係」などの幸せの要素を満たすカギです。
自己肯定感は、よりよい人生を送るためのエネルギーといえます。
これからも重要視されていくでしょう。
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